Hoshizaki(6465) レポート解説
2Q営業利益¥15.7bnと据え置かれたFY12/26ガイダンス¥55.6bnは、Goldman Sachsの予想とおおむね一致した。同社は軽微な予想調整にとどめ、12カ月目標株価¥6,000を維持した。
要約
2Q営業利益¥15.7bnと据え置かれたFY12/26ガイダンス¥55.6bnは、Goldman Sachsの予想とおおむね一致した。同社は軽微な予想調整にとどめ、12カ月目標株価¥6,000を維持した。
- 2Q営業利益は¥15.7bnで、Goldman Sachs予想¥16.0bnおよびコンセンサス¥15.6bnに対しておおむね予想どおり。
- FY12/26営業利益ガイダンスは¥55.6bnで据え置かれ、Goldman Sachs予想¥56.0bnに近い。
- ¥6,000の目標株価は、¥5,656から6.1%の上昇余地を示す。
- 目標株価は、セクターEV/EBITDAマルチプル10xと10%のセクター比ディスカウントに基づく。
レポート解説
概要
本業績アップデートは、Hoshizakiの2Q12/26業績を評価するもの。Goldman Sachsは業績と据え置かれた通期ガイダンスをおおむね予想どおりと判断し、軽微な予想調整を行ったうえで、Neutral評価と12カ月目標株価¥6,000を維持した。
主要見解
8月6日に発表されたHoshizakiの2Q12/26営業利益¥15.7bnは、Goldman Sachs予想¥16.0bnおよびLSEG StarMine SmartEstimateコンセンサス¥15.6bnとおおむね一致した。会社はFY12/26営業利益ガイダンス¥55.6bnも維持した。Goldman Sachsはこれを自社予想¥56.0bnとおおむね一致するとみる一方、引用された市場コンセンサス¥58.2bnを下回るとしている。最近のCEOミーティングで経営陣は前向きな見通しを示したが、同社は予想や投資判断を大きく変えるものではないと述べた。 Goldman Sachsは四半期業績を反映して予想を微調整したが、レーティングと12カ月目標株価は据え置いた。予想では、売上高はFY12/25の¥485.9bnからFY12/26Eに¥541.0bn、FY12/27Eに¥581.0bn、FY12/28Eに¥625.0bnへ増加する。営業利益はそれぞれ¥56.0bn、¥66.0bn、¥74.0bnを見込み、営業利益率はFY12/26Eの10.4%からFY12/27Eの11.4%、FY12/28Eの11.8%へ上昇する見通しである。EPSはFY12/26Eで¥290.6、FY12/27Eで¥353.4、FY12/28Eで¥410.8と予想している。 ¥6,000の目標株価は、Goldman SachsのFY12/26~FY12/27予想の平均にセクターEV/EBITDAマルチプル10xを適用し、10%のセクター比ディスカウントを織り込んで算出されている。これはFY12/27 P/E 17xを示唆する。報告された株価¥5,656に対して目標株価は6.1%の上昇余地を示すが、投資判断の変更ではなくNeutral見解の維持と整合的である。 レポートは目標株価に対する複数のリスクを挙げる。株主還元は、配当性向40%および年間¥30bnの自社株買いという前提を上回る、または下回る可能性がある。その他の変数には、積極的または消極的な資金配分および資本政策、M&A主導の成長の加速または減速、国内・海外の地域構成や製品ミックスの変化による収益性の改善または悪化が含まれる。
分析フレームワーク
Goldman Sachsは、報告された四半期営業利益および会社ガイダンスを自社予想と市場コンセンサスに照らして比較し、その後、軽微な予想調整を行った。FY12/26~FY12/27予想の平均にセクターEV/EBITDAマルチプルを適用し、セクター比ディスカウントで調整して評価している。
手法メモ
セクターEV/EBITDAマルチプル評価
Goldman SachsはFY12/26~FY12/27予想の平均にセクターEV/EBITDAマルチプル10xを適用し、さらに10%のセクター比ディスカウントを適用して¥6,000の目標株価を導出している。
資産マッピングと比較
投資テーゼから固有資産への構造化マッピング(強み、弱み、同業、リスク)。
- Hoshizaki (6465.T)主要カバレッジ企業。予想どおりの四半期業績により、Goldman SachsのNeutral見解と¥6,000目標株価が維持された。
- 強み
- 2Q営業利益とFY12/26ガイダンスは、Goldman Sachsの予想とおおむね一致した。
- 弱み
- FY12/26会社ガイダンス¥55.6bnは、レポート記載の市場コンセンサス¥58.2bnを下回る。
- 比較
- 2Q営業利益¥15.7bnは、Goldman Sachs予想¥16.0bnおよびコンセンサス¥15.6bnと比較された。
- リスク
- 株主還元の実行、資金配分、M&Aによる成長、地域別または製品ミックスが収益性に与える影響。
主要データ
- 2Q12/26営業利益¥15.7bnGoldman Sachs予想¥16.0bnおよびLSEG StarMine SmartEstimateコンセンサス¥15.6bnとおおむね一致。
- FY12/26営業利益ガイダンス¥55.6bn据え置き。Goldman Sachs予想¥56.0bnおよび市場コンセンサス¥58.2bnと比較。
- FY12/26E売上高¥541.0bnGoldman Sachs予想。FY12/25の¥485.9bnに対して。
- FY12/27E営業利益¥66.0bnGoldman Sachs予想。FY12/26Eの¥56.0bnに続く。
- FY12/27E EPS¥353.4Goldman Sachs予想。FY12/26Eの¥290.6に対して。
- 12カ月目標株価¥6,000セクターEV/EBITDA 10xと10%のセクター比ディスカウントに基づく。FY12/27 P/E 17xを示唆。
影響と示唆
予想どおりの四半期業績と維持されたガイダンスにより、Goldman Sachsの中心的な利益・バリュエーション前提はおおむね維持される。したがって、レポートは投資見解を変更せず、Neutral評価と¥6,000目標株価を維持している。
リスク
- 株主還元が、Goldman Sachsの配当性向40%および年間¥30bnの自社株買いという前提と異なる可能性。
- 資金配分施策と資本政策が想定より積極的または消極的となる可能性。
- M&Aが成長を加速または減速させる可能性。
- 国内・海外の地域構成または製品ミックスの変化が収益性を改善または悪化させる可能性。